|
第3回興教寺写経奉納に際して全国より、1137巻のご写経が寄せられ、100万円相当を寄金させていただきましたことをご報告申し上げます。
今回は成田空港(団長:柴田木石先生)、関西空港(団長:春藤大耿先生)を利用していただき18名の方々が11月11日の奉納式に臨んでいただき、本当に助かりました。
晩秋の爽やかな晴天に恵まれ、9:30分興教寺に到着。寛池和尚の出迎えをうけ、貴賓室に移動。両団長に和尚直筆の書が贈られ、暫し歓談の後、本殿にて一人ずつお線香をいただき、中国式の跪拝。皆様のご写経を前にして興教寺の皆様が経をあげてくださいました。奉納式終了後、寛池和尚自らの御案内で、建物がほぼ完成した玄奘三蔵記念院を全員で見学。ご本尊製作から柱や壁の内装が資金不足で手つかずの状態ながら、3年前に資材が置かれていた状況からすれば素晴らしいの一言です。内装費は恐らく3000万円近く掛かるのではないかと思われます。寛池和尚は勧進や市民より依頼をうける法要でその資を捻出しようと頑張られています。ところで、ご本人からのお話ではないのですが、30数年前の雪の降る朝、興教寺の門の前に捨てられていた赤ん坊が寛池和尚で、ご住職の上常下明和尚が拾われて育てられたとのことです。仏縁とは人を生かすことかと考えさせられました。
式典を終え、つま先までお経が染み入った体で山門をでると、眼下には豊かな麦畑が広がり、平原の向こうには終南山が聳えていました。唐の三代皇帝高宗が、敬愛する玄奘三蔵法師の遷葬の地をここに決め、落慶法要の時に彼が目にしたのと同じ風景が見えました。護国興教寺、天に向かう玄奘三蔵法師にご自身の願いを託されたことでしょう。
三回合計で、3404巻のご写経を奉納させていただきました。1万巻まであと6596巻です。第4回の奉納式は本年2007年11月11日(日)大安となりました。是非皆様と一緒に万巻(満願)成就をとうして玄奘三蔵記念院の落成を支援したいと思います。
今年度の募集は10月1日を締切りとさせていただきます。費用・規約等は変わりません。どうか知人筆友の方をお誘いして、倍旧のご写経ご奉納をお願い申し上げます。
2007年3月吉日
興教寺一万巻写経事務局
事務長 岡田伸吉
|