
顔氏家廟碑 |
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西安碑林博物館 唐代には大学の所在地であり、吉備真備や橘逸勢等の遣唐留学生が足繁く通ったところでもある。 宋代には孔子廟となり、北宋哲宗の元祐二年(西暦1087年)に唐代の「石台孝経」と「開成石経」やその他唐代の重要な石碑を移し、安置したことが基礎となり、以降は清朝崩壊まで高級官僚の登用試験・科挙の隆盛にともない碑学の殿堂としてゆるぎない地位と名声を得た。 当時は教科書として碑帖は欠かせず、絶えず拓本がとられ、照明である蝋燭や燭台からの煤煙で梁や天井、柱、壁、床は煤け、碑石は採拓の墨のため真っ黒だっため「墨洞」とも呼ばれていた。 清代に至り歴朝歴代の碑石が絶えず収蔵され、「碑石如林」と言われ「碑林」の言葉が出来た。1938年碑林管理委員会が成立。1944年陝西省歴史博物館となり1992年「西安碑林博物館」と改名され今に至る。中国においても漢字分野での碑石の質・量・研究においてこの博物館に勝る博物館・研究所は無く、当然世界一である。 |
■主旨
中日両国の2000年にわたる交流の歴史の中で、両国の平和共存と信頼の関係構築において書法の果たした役割は計り知れない。
とくに隋唐300年間において開花した長安文化は世界に広まったアジア文化最盛期の観を呈している。21世紀となり、いまだ世界に不和・戦争の火種が尽きない状況の中 国士・顔真卿の生誕1300年を迎える。孔子一門の亜星顔回を祖とし、国土、国民を救い中興の礎となった顔真卿を顕彰するにまたとない機会である。 さらに西安碑林において石刻芸術展示のため新展覧館の建設がはじまった。そこで書と書研究の殿堂である西安碑林博物館のさらなる発展を支援しつつ、本年を第1回として3年連続開催を目指す顔真卿を顕彰する書法展を企画提唱する。世界平和と書藝術文化の振興を図り、作品を公募、選抜して公開展示することで、顔真卿の書芸術が育んだ墨縁は国家を超えた精神芸術の遺産であることを世界に周知させたいものである。
本展覧会は、「賛助出品部門」と「公募審査部門」の二つの出品形態となります。
◆賛助出品部門(社中代表者、作家及び審査を希望されない方) ・西安碑林博物館より紀念証書(感謝状)が発行されます ・期間中陳列ケースにて展示となります。 ・展覧会終了後「創美」にて作品を紹介させていただきます。
作品内容自由/半切サイズの作品(縦型のみ) 本紙のままご提出の場合は9月1日までに必着でお送り下さい。西安碑林博物館にて表装いたします。 表装をご自身で行われる方も9月1日までに必着でお送り下さい。ただし出品料は変わりません。本展開催趣旨をご理解の上、何卒ご了承下さい。
◆公募審査部門(一般公募の部) ・主催者にて9月末から10月初めに審査を行い、下記の各賞が授与されます。 第1席:西安碑林館長賞(大賞)=
若干名 碑名賞(準大賞)= 若干名 西安碑林博物館賞(特選)=
30名前後 第1席受賞作品は展覧会終了後、報道誌「創美」に作品を掲載させていただきます。 期間中展示となります。 第2席:顔真卿生誕記念書法展金賞(優秀賞) 第3席:顔真卿生誕紀念書法展銀賞(入選) 第2席第3席受賞者は展覧会終了後、報道誌「創美」に御名前を掲載させていただきます。 期間中架け替え展示となる場合があります。 ・結果は予定として9月下旬から10月初旬に社中代表者、または個人に通知されます。 ・審査作品には紀念証書(感謝状)にかわり、賞状が発行されます。 作品内容 西安碑林博物館所蔵の「顔氏家廟碑」「多宝塔感応碑」「争座位稿碑」「顔勤礼碑」の臨書を基本として、その他の顔真卿の作品の臨書 半切サイズ/行数・字数自由 本紙のまま9月1日までに必着でお送り下さい。西安碑林にて表装いたします。
◆締め切り日
2009年9月1日必着
◆出品料1点(お一人様複数出品可。対聯作品は2点とさせていただきます。) 賛助出品部門:25,000円 公募審査部門:15,000円 〈出品料内訳:博物館寄金、西安碑林表装代、書展開催関連費用)
◆団体応募 10点以上。まとめて出品をお考えの場合は専用の「団体出品リスト」と「団体応募規定」をお送りします。事務局までご遠慮なくご連絡下さい。
◆作品・出品料送付手順について ○別紙の出品票に必要事項をご記入の上、切り取って、作品右下にクリップで留めて締切日までにお送り下さい。 ○事務局で確認後、お振込み総額の計算書と郵便局の振替用紙をお送りいたしますので、予め決められた日時までにお振込みをお願い申し上げます。送金手数料は各自でご負担下さい。なお、ご入金が確認できない場合はご応募がなかったこととなりますのでご注意下さい。
◆ご返却 展覧会終了後、60日前後でお返しできる予定です。 団体出品の場合:代表者に一括でご返却いたします。(国内返送費用は着払い) 個人出品の場合:ご送付元にご返却いたします。(国内返送費用は着払い) 〈免責事項〉作品の破損、紛失についてはお書き直しをお願いします。行事の性格上、弁償できかねますので何卒ご了承下さい。
◆慶祝訪中団 展覧会開幕式にあわせて、訪中団を募集いたします。 ・12月13日より関西、名古屋、成田の各空港より出発予定。但し希望発着空港利用者が10名未満の場合は実施可能な発着空港班に編入していただきます。 ・10名以上でご訪問をお考えの場合は独自コース(例:洛陽・西安・漢中等)と、専用旅行企画書を作成することも可能ですので、8月10日迄に事務局までご遠慮なくご相談下さい。 ・西安碑林展覧会開幕式にご出席の方は会場にて紀念証書または賞状が授与されます。 ・事務局を通さないご出品および開幕式出席は出来かねますことを予めご了承下さい。
◆作品送付先及び要項・出品票取寄せと問い合わせ先 顔真卿生誕1300年紀念書展事務局
事務局長 岡田伸吉(ISCAC国際書道文化発展協議会事務局長) 副局長 坂田良江(「創美」編集長)
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